東日本金属株式会社 鋳物職人募集 – 墨田区立花
「わー!」「すごい!」ひっそりとした住宅地の中にある鋳物工場は、今日も熱気と歓声に包まれる。鋳物という技術や文化を、若い人に広く知ってもらおうと積極的に工場見学を行っているのだ。
ここから生み出される難易度の高い製品は、機械では作れないものが多い。
これは、職人の日々の努力と長年の経験とそこで培われた勘と技術によって、大量に製品を作るのではなく数個から数百個の製品を、創業当時から変わらぬ手作業にこだわり一つずつ丁寧に作っているからできることだ。
東日本金属株式会社は、砂型鋳造という伝統的な技術を使い、多くの作業を手作業で行う。
大量に物が作れる時代だからこそ、機械には頼らず真似のできない仕事を大事に続けている。
「手間暇かけて活かされるような品物があっていいだろうし、そういう物を我々はやっていくべきで、数が出ないけどそういう時に鋳物という技術は要される仕事です。」
しかし一方で、体力的に厳しいこの仕事は、若い担い手も少なく技術をしっかりと引き継いでいけるかどうかが常に課題としてある。今では、熟練の職人さんでないと扱えない技やコツも増えてきている。
今回は、この技術を受け継ぐ、新たな『鋳物職人』を募集します。