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2014.09.26(金)

脱サラしてはじめた店主の想いがつまった自転車雑貨店「千輪(ちりん)」

千輪(ちりん)
鳩の町通り商店街のチャレンジスポット 鈴木荘に2014年にできた自転車雑貨店「千輪(ちりん)」さんをご紹介させていただきます。

チャレンジスポット 鈴木荘

千輪(ちりん)
千輪さんは、鳩の町通り商店街のチャレンジスポット 鈴木荘に入居されています。
1階は店舗、2階はオフィスなどが入っています。

鈴木荘とは?
全7室の空きアパート「鈴木荘」を商店街組合が一括して借り上げ、各部屋をチャレンジショップとして、オーナーを公募し、ショップ経営に挑戦してもらう創業支援施設。

2008年2月に公募を開始し、3月の内覧会には100名を超す人々が訪れました。レザークラフト&イラスト、陶芸、現代アート、木工など、ものづくり系・アート系のショップが、2008年6月13日より開業しました。

2014年5月 オープン

千輪(ちりん)
そんな鈴木荘で、千輪さんは2014年5月にオープンされました。

お店に入って最初に感じたのは「あれ?自転車本体が1台もない」ということ。(展示用に1台だけ置かれています)
単純に単価の高い本体を売った方が、利益率もいいように思いますが、そのあたりをハセガワが店主の長谷川さんに伺ってみました。

自転車は本当にエコ?

千輪(ちりん)
温かみのある床は以前の店舗の時からだそうですが、千輪さんの雰囲気によく合っています。

自転車専門店で十年以上も働いていた長谷川さん。
長谷川さんは、激安な粗悪自転車や路上に放置される放置自転車、大量に処分される廃棄自転車を見ているうちに「自転車って本当にエコなのだろうか?」という疑問を持ったそうです。

元々、自転車は環境負荷の少ない乗り物でエコという認識が強いですが、
大量に生産され、大量に廃棄される自転車は、逆に環境を悪化させる原因になっています。

もっと自分の自転車に愛着を持ってもらい、お気に入りの自転車雑貨をつけることで少しでも長く乗ってもらえるようにとの想いから「千輪」をはじめられたそうです。そのため、自転車本体を販売することは基本的にはないそうです。

珍しい自転車雑貨がずらり

千輪(ちりん)
開店当初は品数も少なかったようですが、今では店内ところ狭しと商品が並べられていました。自転車本体以外ってあまりちゃんと見たことがありませんが、こうやってみるとおもしろい商品がたくさんありますね。

一部ご紹介します。

千輪(ちりん)
サドル

千輪(ちりん)
自転車カバー

千輪(ちりん)
ベル

千輪(ちりん)
ワイヤーロック

千輪(ちりん)
自転車の本も置いてあります。

千輪(ちりん)
昔の自転車でよく見かけたこちら。最近ほとんど見かけなくなりましたよね?
今ではこんなにカラフルなものもあって、名前は「ハブ毛」というそうですが、これを付けておくとタイヤが回転することで掃除をしてくれるんだそう。初めて知りました。

これらの商品は千輪さんのネットショップでも購入が可能です。

バランスバイクはありました。

千輪(ちりん)
自転車本体はありませんが、バランスバイクは置いてありました。
バランスバイクは、ペダル、補助輪がない、バランス感覚を養う乗り物で、こちらの商品は、ボディの青い部分が黒板になっていて、子供が絵を書いたり文字を書いたりできるおもしろいバランスバイクです。

この商品は、乗らなくなっても捨てずにお絵かきしたり、木の温もりを感じられるインテリアとして自宅に飾っておいたり、お子さんの想い出の品として置いておいて欲しいという想いがあるそうです。

自転車修理

千輪(ちりん)
雑貨販売だけでなく、自転車修理もされています。
自転車専門店で長年培った技術で、修理もお手の物です。

千輪(ちりん)
修理の主な金額表こちら。他のところの相場が分かりませんが、かなり安いですよね。
修理の金額が高くなってしまうと、結局は新車の購入を助長してしまうため、できるだけ修理して長く使ってもらおうと、手間のかからない修理は安く設定されているそうです。徹底されてますね~。

墨田区は車やバイクよりも自転車を利用される方がとても多く、自転車をもっとこうしたいああしたいという想いをお持ちの方も多いと思います。
そんな方は、目立った修理が必要になった時だけじゃなく、普段からちょっと千輪さんに寄ってメンテナンスしてもらったり、相談をしてもらうといいかと思います。きっと、親身になって聞いてもらえるはずです。

会社帰りにも寄れる夜7時まで営業

千輪(ちりん)
夜はこんな感じです。夜7時まで営業されているので、仕事帰りでも安心です。

千輪(ちりん)
こういった修理をされる方って、油まみれの体の大きなガテン系の方がやっているイメージが個人的にはあるのですが、千輪の長谷川さんはそういった印象とは正反対。穏やかで、誰でも気軽に修理や相談に訪れやすい雰囲気があります。

自転車雑貨一つで今の自転車に愛着が出たり、もう乗れないかなと諦めていた自転車もメンテナンス次第ではまだまだ乗れるかもしれません。自転車を新しく買う前、買い換える前、捨てる前には、一度千輪さんに相談してみてほしいなと思います。

住所 東京都墨田区向島5-50-3 鈴木荘1F
店舗ジャンル 自転車雑貨
電話番号 03-6657-6652
営業日
×
営業時間 10:00~19:00
アクセス 東武スカイツリーライン曳舟駅 下車徒歩8分
京成曳舟駅 下車徒歩15分
公式URL http://chirin-chirin.jp

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