お誂え足袋専門店 向島めうがや
創業慶應三年(1867年)、五代続くお誂え足袋の専門店「向島めうがや」さん。
なんと創業140年の老舗です。そんな老舗は、隅田川から歩くこと5分ほどのところにありました。
入り口は、下町風情あふれる佇まいです。
老舗の格式高い雰囲気を醸し出しながら、それでいて下町ながらのどこか温かい懐かしい感じのする工房ショップです。
工房
こちらで実際に足袋を作られる様子がご覧いただけます。
なんでしょう。とってもほっこりと落ち着く空間です。
普段使いもできるカラフルな足袋
白足袋だけでなく、柄物のカラフルな足袋もたくさん。
着物の時だけでなく、普段履きにも使えそうですね。
完全フルオーダー
足袋はこのような道具を使って作られています。向島うめがやさんでは、これらを使って、既成品ではないその人に合った完全フルオーダーの足袋を作っていただけます。
こちらは丸包丁。機械を使わずに、1つ1つ裁断されているそうです。
約90年前のミシン。年期は入っていますが、90年前のものとは思えないくらい綺麗で、大事に使われていることが分かります。その他にも何台かあり、縫う部分ごとにミシンを使い分けているんだそうです。
店長の石井さん、東京マイスター、すみだマイスター、墨田区登録無形文化財・技術認定保持者に認定されているすごい方で、まさにこの道のプロ。ぜひ、本物の職人さんに会いに行ってみてください。