手のひらトングを開発したプレス・溶接工場「笠原スプリング製作所」
本日ご紹介させていただく墨田区の工場は、東京都墨田区八広にある「笠原スプリング製作所」さん。
撮影に伺った日は、私の勘違いで残念ながらスミファに参加されていない日にお伺いしてしまい、工場はお休みだったようですが、せっかくなのでということで、工場を案内してくださいました。
- 笠原スプリング製作所
- 昭和初期から東京墨田区でプレス加工・溶接加工・平面研削加工を行う。10t~100tのプレス機械で極小製品の一品物から大物まで可能で、協力工場との連携による複合加工や、熱処理や表面処理までワンストップで対応することによる物流コストの削減への貢献が強み。
年季の入った重厚な機械
工場マニア必見の年季の入った機械がたくさん。
昭和初期から今でも現役で活躍している機械もあり、その耐久性もさることながら、物を大事に使われていることを物語っていますね。
実際に機械を動かしていただきました
なんと、私一人のために機械を動かしてくださり、
実際に研磨している様子を見せていただきました。
水をかけつつ、火花を散らしながら研磨している様子。
手のひらトング
笠原スプリング製作所さん自慢の逸品を見せていただきました。
開発から製造まで約2年をかけて開発された「手のひらトング」。
- 手のひらトング
- サラダを楽しむことを徹底的に考え、トマトやブロッコリーなどの固形物、豆やコーンのような小さい具材、さらにはドレッシングまで、このトング一つで取り分けることが可能。子供にもお年寄りにもつかみやすいように、力をかけやすいように設計され、デザイン性も高い商品。
様々なメディアにも取り上げられているので、ご覧になったことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、実際持たせていただくと非常に良く手に馴染み、商品名の通り手のひらで掴むような感覚で今まで何でこれなかったんだろう?と思うアイデア商品。個人的にも1つ欲しくなりました。
最後に
笠原スプリング製作所を支える機械と笠原スプリング製作所の笠原社長。
この八広地域はスミファの拠点となった両国駅から最も遠い地域だったため、実は取材したお店、工場の中で一番最初に伺い取材した工場でした。
一番最初の取材からいきなりイベントがやっていないというアクシデントに見舞われて、出鼻をくじかれそうになりましたが、そこは笠原社長のお気遣いによってお休みにも関わらず取材に応じていただき、無事1件目の取材を終えることができました。
笠原社長、ありがとうございました。
こちらの記事は、町工場めぐりイベント「スミファ」で取材させていただいた記事になります。
- スミファとは?
- 普段は見学できない多彩なジャンルの工場・工房をマップを片手にまち歩きしながら自由に楽しく見学できるイベント。
名称 | 合資会社 笠原スプリング製作所 |
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住所 | 東京都墨田区八広5-17-3 |
URL | http://kasahara-spring.com/ 手のひらトングの購入はこちら |