両国国技館の裏側が見られるバックヤードツアー「両国にぎわい祭り」
レポートが遅くなってしまいましたが、先月行われた「両国にぎわい祭」で両国国技館の裏側が見られるバックヤードツアーに参加してまいりました。
私も初めての参加で、ツアーの詳細な情報があまりネットに出ていなくて、どこでチケットが買えるのか、何時に行ったらいいのか、何名まで見学できるのかなど、分からないことだらけで困ったので、次回参加される方のために、当日の様子や参加方法などをご紹介させていただきたいと思います。
※あくまで今年のレポートなので来年は内容が変わる可能性がありますので、参考程度にご覧ください。
まずは入場整理券をゲットしましょう!
バックヤードツアーの入場整理券は、午前9時半より両国国技館にて販売が開始されます。
事前に購入することはできません。
並ぶ場所は、両国国技館の門をくぐり、右手側の入り口入ってすぐに入場整理券の販売カウンターが設置されています。10時半頃の到着でしたが、既にこの大行列!
バックヤードツアーは20分間隔で行われていて、各回定員に達し次第販売が終了となるシステム。10時半の時点で12時までの回は完売していました。東京スカイツリーの展望台並みの人気ですが、午前中に行けばどこかの回が買えそうです。
基本的に空いている一番早い回の販売になるため、好きな時間を選択して購入するといった買い方はできません。入場整理券はお一人様200円です。
無事入場整理券をゲット
こちらがバックヤードツアーの入場整理券。
10時半に購入したので、私の番まで約1時間半待つことになりますが、
国技館は他にも見学するところがありますし、外では両国にぎわい祭りが行われているので退屈することはありません。
10分前には集合場所のB1大広間前に集合してください。
一般の方の見学エリア
ちなみに、バックヤードツアーに参加していない方は、
この距離からなら誰でも無料で見学が可能です。
集合場所へ
入場整理券販売所の右手の階段を降りると集合場所のB1大広間前になります。
大広間前といっても、こんな感じで狭い通路で出発を待ちます。
1回の見学者がこれくらいの人数です。
集合場所はちょうどトイレの前で、ツアー中はトイレに行くことができませんので、ここでトイレを済ませておくといいでしょう。
見学する順番はこの集合場所の順番で決まります。
前の方が先に入れるので、係の方の説明を聞きながら、
しっかりと見たい方は早めに集合場所に行って前の方にいるといいと思います。
特に列にはなっていませんでした。
いよいよバックヤードツアー開始!
各部屋を順番に見ていくのですが、時間がかなり短いので、かなり駆け足での見学になります。
厳密に時間が決められているわけではありませんが、係の人がどんどん先に進んでいき、それを追いかけつつ、後ろから次のお客さんが迫っているため、各部屋約30秒くらいの見学時間でした。
また、通路は狭く人数が多いので、入り口はご覧のような感じで混み合います。後ろの方は、ほぼ係の人の声は聞こえませんのでちゃんと説明が聞きたい方は前の方を陣取りましょう。
インタビュー部屋。
審判控室。
ちなみに入り口からの見学で中には入れません。
支度部屋。
ここで一旦全員着席して説明を聞きます。
いざ土俵へ!
各部屋を見学したあとは、いよいよお待ちかねの土俵へ。
誰もいない国技館で土俵を取り囲んで説明を聞きます。
写真の奥の方の非常口のところに人が見えますが、こちらがさきほどお伝えしたバックヤードに参加されていない方が見れる場所になります。
土俵は毎回新しく作りなおすそうで、この土俵は、前回の分なので、今は戦いが終わったあとでひび割れたりしています。
かなりのひび割れ。
土俵の土をならすのには、ビール瓶(特にアサヒ)がちょうどいいそうです。
土俵は上にあがるのはNGですが、触るのはOKだそうです。
こちらは、力士用の車いす
全体的な感想
最後は力士や土俵との撮影時間が5分ほど設けられています。
次の順番の方がいらっしゃるので、かなり慌ただしい見学ではありますが、
土俵での説明にはしっかりと時間が設けてあり、わりと自由に見て撮影ができるなど、スタッフの方も丁寧で、場所が場所なだけにもっと制限が多くて、堅苦しいツアーかなと思いましたが、非常に楽しめるツアーになっていました。
短い時間ではありますが、金額も安くてなかなか見られない貴重な体験ができるので、かなりおすすめです。相撲に興味のない人や、子供も楽しめる内容になっています。
ツアーが終わって外に出た12時半頃には入場整理券完売になっていましたので、
バックヤードツアーに参加されたい方は、12時までには購入に並ばれた方がよさそうです。完売で参加できず残念がられている方が何人もいらっしゃいました。
次回参加される方は参考にされてみてください。